顧問弁護士を頼む前に知っておきたいこと

弁護士報酬の種類

Written on 16年9月6日   By   in 未分類

弁護士に依頼するときの費用のひとつに、「弁護士報酬」というものがあるのをご存知ですか?
弁護士の仕事内容は多岐にわたり、それぞれの仕事内容の複雑さによって費用が異なります。

具体的にどのような種類があるのかご紹介します。

・着手金・・・受任時に受け取る委任事務処理の対価です。
つまり、弁護士に案件を依頼した段階で支払うお金となります。
案件の結果は関係なく、弁護士が手続きを進めるためのお金で、「ファイトマネー」のようなものです。

・報酬金・・・案件が成功で幕を閉じた場合、終了時点で支払うお金です。
成功とは裁判の場合は勝訴、一部勝訴であり、裁判での全面敗訴は不成功ですので報酬金は発生しません。

・手数料・・・契約書作成など、一回の手続きで完了する案件の時に支払います。

・時間制報酬・・・タイムチャージとも呼ばれ、案件の処理にかかる時間に、弁護士の一時間当たりの単価をかけて報酬計算をします。

・顧問料・・・企業と顧問契約を締結し、継続的に行う一定の法律事務に対して支払います。

・日当・・・弁護士が案件解決のために事務所を離れて移動するときに支払うお金です。

・鑑定料・・・書面で法律上の判断を求めたり意見を聞くときに必要となるお金です。

顧問弁護士料の相場

Written on 16年8月25日   By   in 未分類

企業が弁護士と顧問契約をする場合には、”顧問料”という月額費用がかかります。
弁護士も慈善活動ではありませんから、そこはきっちりと報酬を得て仕事に取り組んでいるのです。

さまざまな弁護士事務所がありますが、全国的な顧問契約における相場について知りたいという方も多いことでしょう。
以下は、日本弁護士連合会(日弁連)という弁護士会の連合会がアンケートをした結果です。

・月額5万円 45.7%
・月額3万円 40.0%
・月額2万円 6.7%
・月額10万円 5.7%

とのことでした。
約半数の弁護士は、月額5万円で顧問契約を締結しているということがわかります。
この背景には、平成16年まで日弁連で規定となっていた、「顧問料は5万円以上」にのっとっているものと思われます。
現在もこの5万円を基準にしている弁護士が多いです。

ただし、もちろん、これはあくまでも”顧問料”。
法律相談をする費用や書類の作成などは顧問料に含まないという弁護士もたくさんいます。
顧問料にどれだけのサービス内容が含まれているのかを確認することが重要でしょう。

また、普段顧問弁護士に相談・依頼する機会が少ないという企業は、月額の顧問料金を低く抑えて相談のたびに支払うようにするというのも一つの手です。

顧問契約のメリット

Written on 16年8月15日   By   in 未分類

顧問弁護士は企業で必ず雇わなければならないものではありません。
法律で定められていませんので、あくまで任意、ということになります。

ですが、大企業や中小企業に限らず、ほとんどの企業が顧問弁護士を雇っているのです。
その背景には、こんなメリットがあります。

●すぐに相談できる
何かトラブルがあったとき、その都度弁護士を探して相談の予約、状況説明などを一から行うのは手間も時間もかかります。
一方で顧問弁護士であれば他の仕事があっても優先してその企業の対応をしてくれるのです。
これまでの会社の状況もきちんと理解してくれていますから、すべてを最初から話す必要もありません。
さらに事前に電話やメールなどでコンタクトを取り用件を伝えておけば話が早く進みます。
スピードを求められる案件も多いだけに、数日空いただけでも状況がひどくなるケースも。
そんな局面も防いでくれることがメリットです。

●気軽に相談しやすい
社内状況をすべて把握してもらっているということは何よりも安心感につながります。
まさに、「気心が知れている」という状態です。
ちょっとのことでも気軽に相談できる環境は将来的なリスクを抑えることにつながります。

●会社の信頼感を高める
「顧問弁護士がいる=企業の信頼感の向上」につながりますので、企業のイメージが良くなるでしょう。

顧問弁護士の仕事範囲

Written on 16年8月6日   By   in 未分類

企業に顧問弁護士をつけるということはとても多いです。
概要としては、会社のさまざまな法律問題について相談を受けたり、事案を解決するためのアドバイスを継続的に行っていくという弁護士になります。
ややイメージがわきにくいと思われるかもしれませんが、みなさんも”かかりつけ医”はありませんか?
身体の不調があったときに行く病院で、完治に向けて治療をしてもらうかかりつけ医は、企業の顧問弁護士のような存在です。

では、顧問弁護士にはどのような仕事をしてもらうのでしょうか。
仕事内容についてまとめてみました。

・日常の法律相談
・契約書のチェック
・内容証明郵便などの書面の作成
・訴訟対応
・社内体制の構築

などがあります。
弁護士と聞くと、トラブルが起こったときに一緒に闘ってくれるというイメージを持つ方も多いかもしれません。
ですが、どちらかというと雑用というほうが現実に近いのではないでしょうか。

以上をまとめると、
・問題が起こらないように予防してくれる
・万が一問題が起こったときには優先的に対応してくれる
といったことが顧問弁護士の特徴であり、雇う魅力ではないかと思います。

近年ではコンプライアンスが企業にとって非常に重要になっていることは言わずもがな。
企業においては訴訟に発展するケースは極めてまれとはいえ、ゼロではありません。
だからこそ顧問弁護士という外部の目で企業の問題をしっかりと見極めてもらい、改善策として最も理想的なコンプライアンス体制の構築も重要であるといえるでしょう。